介護のスペシャリストを目指すには??②
2022.01.11掲載
  • Facebook
  • Twitter
  • Line
お役立ち情報

前回に引き続き「介護のスペシャリストを目指すには??」part②は

介護職経験5年〜10年超え中堅~ベテラン介護職員向けのキャリアアッププランについてです。

介護福祉士として現場経験を積んだら、次のステージではその経験を活かして新たなチャレンジをするという選択肢もあります。

全くの異業種への転職ではなく、介護業界で別の役割を担うという選択です。

それはこちらです↓

・管理職、施設長など
・ケアマネージャー
・生活相談員・サービス提供責任者
・看護師
・PT・OT・ST
・独立・開業など

◎管理者・施設長を目指す

介護福祉士して経験を積んでいくとチームを管理するような立場を任されることがありますが、そのすべての職員のトップに立つのが管理者・施設長です。

第一として人の管理。

・利用者の状況把握

・職員のマネジメント

・施設運営のサービス向上やメンテナンス

・運営管理、お金の管理

などが主業務となります。

そのほか、看護師や医師、他職種に対して利用者の目線に合わせた意見を伝える役割を担います。
そして、緊急時にリーダーシップを発揮して的確な判断・指示をする能力が求められます。

施設長になるための要件は、サービスによってさまざま。
特定の資格や経験年数が必要の場合もあれば、特に資格要件がないことも。介護職経験者を優遇して任命する施設もあります。

◎ケアマネージャー(介護支援専門員)を目指す

介護福祉士からの代表的なキャリアパスに「ケアマネージャーになる」というものがあります。

主な仕事は「ケアプランの作成」と「介護給付費の管理」で、要介護者と介護サービス事業所をつなぐ調整役を担います。

ケアマネージャーに求められるのは「コミュニケーション力」と「柔軟かつ臨機応変な対応力」。
特に利用者や利用者のご家族とのコミュニケーションが重要となります。そして他職種との連携、調整が必要な仕事ですので柔軟性は欠かせません。

ケアマネの場合は基本的には日中の勤務が多く、夜勤をせずに働けるというメリットがあります。
給与アップも期待できます。施設ケアマネで介護の実務と兼任した場合には、介護福祉士資格手当と介護支援専門員資格手当の両方が支給されることもあります。

介護支援専門員実務研修受講試験は、介護福祉士資格(あるいは指定されている他の資格)を持ち5年以上の実務経験があれば受験できます。
合格率は15〜20%と非常に狭き門ですが、今後も長く介護の仕事を続けていくにはもってこいです。

◎生活相談員を目指す

生活相談員はソーシャルワーカーとも呼ばれています。
主な仕事内容はケアマネージャーや地域、他機関との連携、調整をする役割で、介護業務と兼務することも可能です。

ケアプラン作成の援助をしたり利用者と事業所の間に入ったりと、ケアマネージャーと似ている部分もありますが、より幅広い範囲での連携・調整が求められるのが生活相談員です。

生活相談員になるには基本的には下記の資格が必要とされています。
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・社会福祉主事任用資格


地域によっては、資格がなくても指定業務の実務経験があればなれる場合もありますのでお住まいの地域の要件を調べてみてください。

◎看護師を目指す

介護現場は病院や看護師との関わりが多く、スキルアップをしたいと考える介護職員が看護師を目指すことは珍しくありません。
看護師資格は学校に通って取得しなければならないため、時間・費用どちらの面でもハードルは高くなってしまいますが、確実にスキルアップができるキャリアチェンジといえるでしょう。

できる医療行為が増えたり、看護計画を立てたりと、これまでよりも一歩踏み込んだ医療的ケアを行えるようになります。

現在「介護福祉士資格があれば、看護師資格と共通する学習過程の一部を免除する」という新制度の導入が検討されており、導入された場合3年かかる学習期間が2年に短縮される可能性が出てきます。

看護師資格を取得すれば、転職では介護施設に限らず、病院、クリニックと転職先の選択肢が広がりますし、介護職よりも給料のアップも期待できます。

◎リハビリ職(PT・OT・ST)を目指す

スキルを高めていきたい方には、身体機能障害の回復トレーニングを行いサポートするリハビリ職へのキャリアチェンジもおすすめです。
介護施設で働くセラピストも多いため、馴染みがあるのではないでしょうか?
利用者の方の機能回復を手助けできることは大きなやりがいとなるでしょう。


理学療法士(PT)

「立つ」「歩く」などの基本的な運動機能回復のためのリハビリを行う専門家。

作業療法士(OT)
「食事をする」「入浴する」など生活に必要な応用動作のリハビリを行う専門家。利用者の生きがいの形成。心と身体の両方をサポートする役割。

言語聴覚士(ST)
言葉によるコミュニケーション、嚥下機能のリハビリを行う専門家。

資格を取得すれば病院やクリニックでの勤務も可能となります。介護施設で勤務する場合は、実際に介護現場を経験し、介護職員の気持ちがわかるセラピストとして重宝されるでしょう。
給料は介護職よりも大幅にアップする可能性があります。

資格取得は3職種ともに大学や養成校で学習した後、国家試験に合格する必要があります。3〜4年の期間がかかり、学費もかかるため資格取得のハードルは高いことは確かです。

◎独立・開業する

最後に、独立・開業についてです。

「自分の理想の介護施設を作っていきたい」という想いがある人は選択肢の一つとして持っておいてもいいかもしれません。

そのためには何といっても資金力が必要です。
介護ビジネスに関する知識を学ぶ必要もありますし、最も難しい人材の確保もできないといけません。

独立・開業は最もハードルが高く、すぐに実行に移せることではないかもしれませんが、ゆくゆくの大きな目標として考えてみるのもいいのではないでしょうか?

 

スキルアップしたい方、働きながら資格を取れる職場に転職したい方など、

キャリアアップの転職をご希望なら介護求人ネットワークにご相談ください!